メンバーのブタさん、ヘビさんにも愛想を尽かし、イヌさんの下を去っていってしまいました。イヌさんは頑張っていましたが、結果は望むモノにはなりませんでした。
「タイトルが『100日で心折れるDX推進事務局』なんだからこの結末はわかっていたよ」という声も聞こえてきそうです(^^;;
実際に、最初の段階で知り合いに意見をもらったところ、「タイトルでオチが見えてしまう」という意見ももらいました。私はこの企画のモチーフになった『100話で心折れるスタートアップ』を読んだ時、タイトルはまったく気にならなかったので、この意見はたいへんありがたいものでした。
皆さんの会社ので進んでいるプロジェクトのリーダーの心は折れていませんか?
頑張っているリーダーが実は独りぼっちという状態は多いモノ…。
リーダーだけが残業して、
リーダーだけが休日出勤して、
リーダーだけが責任を負って…。
そんな姿、見たことはないでしょうか?
見たことがないとすれば、あなたの会社のプロジェクト運営は偏差値70レベルのパフォーマンスか、誰も本気でやっていないかのどちらかなんだと思います。
押さえるべきポイントを押さえることなく、膨大な工数投下で押し切ったり、小手先の技術でこなそうとしたりすると、たいていはイヌさんたちのような結末を迎えます。
そして、気持ちでコミットしていればしているほど、イヌさんのように心が折れてしまうのです。
IT音痴な経営者、現場に丸投げする上司、渋々頑張る担当者、
DX化推進プロジェクトのリーダーはみんなに追い詰められてしまったのでした。