マニュアルという言葉は知らない人はいません。家電をはじめ、さまざまな商品のマニュアルを見たことがないという人もほとんどいないでしょう。それくらいマニュアルは私たちの生活に身近なものです。しかし、マニュアルを作ったことがある人となると極めて少数派。そして、マニュアルを上手に作れる人はさらにそのうちの一握りなんです。マニュアルで最も重要なのは再現性です。ハンバーグを作ったことのない人でも、レシピを見たら、一定水準以上のハンバーグをを作れるというのがいいレシピです。そのためには、①手順②やり方③道具・材料という3つの情報が、適切に形態・様式で掲出されている必要があるのですが、これがなかなか上手くいきません。マニュアルを作った経験のない人の多くは、マニュアル作成のセオリーに触れる前に、作業工程の分解と言語化に取り掛かって沼にハマってしまうようです。
マニュアルを
使うは易し、
作るは難し。