15日目

ベンダーのサンプルが良くできているのは当たり前

自分では汗をかかないキツネ上司の再登場です。
彼は、これまでイヌさんが作った素人感溢れるサンプルしか見ていません。彼からすればベンダーのサンプルは、「洗練されていて」「無駄のない」代物だったことでしょう。それを見て喜ぶのは理解できます。
でも、ちょっと待ってください。キツネ上司が念頭においているのは「社長や役員」です。社長や役員が喜ぶかどうか、納得するかどうかが重要で、現場にとって使い勝手がいいか、現場のリテラシーで使いこなせるのかではありません。
また、「社長や役員」は、キツネ上司以上に、動画マニュアルに関する情報が少ない状態です。特に、中小企業ではその傾向が顕著です。担当者がデジタルツールを選定する際には、そのような背景も押さえた上で行動していく必要があります。

今日のDX推進格言

比較検討できる知見の無い人への情報開示は慎重に