1980年代にマーフィーの法則なるものをが流行りました。「失敗する可能性のあるものは、やっぱり想定通り失敗する」という経験則を集めたものです。「洗車をはじめたら雨が降る」「デートの約束がある日に残業を言い渡される」など、今でいう“あるある話”ですね。
イヌさんも「プロジェクトが佳境に差し掛かっている時に子どもの大事なサッカーの試合がある」ようでどっぷりマーフィーの法則にハマっているようです(笑)
でも、実のところ、計画の精度が高い人はそんなにマーフィーの法則にはハマりません。子どものサッカーの試合も、プロジェクトの納期も、前日に決まるようなことはありません。しっかり情報収集をして、あらかじめ段取りをつけ、必要な根回しをすればたいていのマーフィーは回避できるんじゃないかと思います。
ただ、永遠の第2領域問題然りで、多くの人にとってこの一連の行動はハードルが高い。それならマーフィーの法則と名前をつけて笑い話している方が気が楽ということなんでしょう。
プロジェクトマネジメントを怠るとファミリーマネジメントにも影響が出る