プロジェクトと日常業務の両立は、多くの企業で見られる課題です。リーダー、メンバーは、本来の業務に追われ、プロジェクトの優先順位はなかなか上がりません。「多重業務のジレンマ」と言える現象です。
メンバーからすれば、プロジェクト業務が完璧でも担当業務が疎かでは、上司から指導されてしまいます。反対に、担当業務さえちゃんといればプロジェクト業務が多少遅れていても(最悪完遂できなくても)大きく人事評価に響くこともないでしょう。
特に、プロジェクト業務の進捗が芳しくない状況では、この傾向が一層顕著になり、負のスパイラルに陥ります。
この状況を打破するために有効なアプローチは…
そんな妙案があればとっくに解決していますね。
さて、「リーダーの心、メンバー知らず」の状態はいつまで続くのでしょう。
多重業務ジレンマを抜け出す特効薬はない