19日目

問われる経営者のITリテラシー

中小企業のデジタル化がなかなか進まない要因の一つに「経営者・経営陣のITリテラシーの低さ」があります。 個人差があって一概には言えませんが、「検索をする」「買い物をする」「SNSの投稿に「いいね!」を押す」「オンライン会議に接続する」というレベルのリテラシーで満足していて、「新しいWebマーケティングの手法を試す」「SaaS系サービスを自社に取り入れる」「生成AIを使って業務プロセスを改善する」というレベルのことにはなかなか関心を示さない（＝自分で試そうとしない）方がいらっしゃいます。
その程度のリテラシーであるなら、若い社員にエンパワーメントしてくれればまだいいのですが、最終的な意思決定には当然のように介入してきます。
彼らからするとベンダーの営業マンがサクサクと動かすアプリケーションの画面は、魔法のように見えるのかもしれません。「これならウチでもできそうだ」と感激するのではなく、「これを私がやってみよう。私でもできるなら、社員もできるだろう」と腹を括るのが役員プレゼンで目指したい姿です。

今日のDX推進格言

令和の経営に
IT音痴な経営者は
命取り