24日目

プロジェクトメンバーに主体性はあるか？

ISO取得プロジェクト、コスト削減プロジェクト、SDGs推進プロジェクトなど、管理部門が主幹となるプロジェクトや業績成果の見えにくいプロジェクト、会社が対外的な評判を気にしてとりあえず既成事実をつくるために取り組むプロジェクトの場合、メンバーの主体性が問題となるケースが珍しくありません。

• 「上司がとりあえず行けと言った」
• 「あみだくじでハズレを引いた」

「こういうのは（重要な業務を担当していない）若手の仕事と言われた」など、自分から進んで参画したメンバーは極めて少数派。場合によってはゼロだったりします。
21日目のお話で、中小企業のプロジェクトは、トップが参画し、会社の肝いりであることを社内周知すること、そして現場の管理職の理解が重要だと書いたのは、こういう事態を回避するためだったのです。

今日のDX推進格言

プロジェクトメンバーの選定に“じゃんけん”と”あみだくじ”は厳禁